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メリー・ポピンズの映画を観るなら「ウォルト・ディズニーの約束」も一緒にチェックしてほしい

映画感想
メリーポピンズとウォルト・ディズニーの約束

2018年(日本では2019年)に「メリー・ポピンズリターンズ」が上映されましたね。

1964年の映画「メリー・ポピンズ」の続編です。

「メリー・ポピンズリターンズ」だけでも楽しめますが。

時間の余裕があるなら「メリー・ポピンズ」「ウォルト・ディズニーの約束」も一緒に観てほしい。

「メアリー・ポピンズ」シリーズ

オーストラリア出身のイギリスの作家パメラ・L・トラヴァースによる、児童文学シリーズ。

1934年から1988年にかけて刊行した。

子供の頃に児童書は読んだことがありますが。

「メアリー・ポピンズ」(児童書の訳では「メリー」ではなくほぼ「メアリー」)は謎の女性。

1910年のロンドンさくら通り17番地。バンクス夫妻の元にあらわれたナニー(乳母兼家庭教師)。

「メアリー・ポピンズ」は一筋縄じゃいかない女性。

気難しくて。頑固で。ちょっとお茶目。彼女が何者なのか誰も知らない。

誰もが彼女に敬意を払う。

魔法あふれる不思議な旅に子供たちを連れていってくれるけれど。

いつでも「そんなこと起こってませんよ」とすまし顔。

ごまかし方が下手で。それでも文句を言わせない態度をとる「メアリーポピンズ」。

子供の頃に読む海外のお話は、面白い。

「ここではないどこか」って。それだけで魔法がかっていると思いませんか?

言語が違う。習慣、貨幣も違う。

世界は同じだけど異なっている。それを本を通して知っていくのが楽しい。

現代だったらグーグルアースやYouTubeでも異国文化を知ることが出来るので、それも良いですけどね。

「メリー・ポピンズ」と「ウォルト・ディズニーの約束」

「ウォルトディズニーの約束」の原題は  Saving Mr. Banks (バンクス氏の救済)

2013年に上映された映画です。

(ディズニー映画の日本語訳と原題は違うことが多いので。比較するのも楽しい)

「ミュージカルは駄目」「アニメーションも駄目」

ディズニー映画ってミュージカルでアニメーションがメインじゃないっけ?

それでも実写にするように言う「パメラ・L・トラヴァース」はすごいですね。

頑固で。かたくなで。要求が多い「パメラ・L・トラヴァース」ですが。

作家ってそういうものだよね? 

自己主張が弱い人。想像力が弱い人って作家にはならないよなぁ。とか思う私。

作品への愛が強い「パメラ・L・トラヴァース」と娘との約束を守ろうとする「ウォルト・ディズニー」のお話。

「パメラ・L・トラヴァース」の子供の頃のお話を絡みつつ、映画化への道のりを描いた映画。

自分の作品を汚されないように守ろうとする「パメラ・L・トラヴァース」孤高の精神を感じます。

まぁ、よそから見たら「あの人何でも駄目って言うんだけど。困る!」って感じなんですけどね。

親と子供

子供って。意外と色んなことに気づくし。ちゃんと色々と見てますよね。

どうしても母親より、父親よりのどちらかにはなってしまうけれど。

子供は一家を支える母親を見ていて、根っこの部分で尊敬しているし。甘えさせてくれる父親も好きだし。

家族っていう小さなコミュニティの中で。駄目だとはわかっていてもついついやってしまうこととか。

子供の頃のパメラがアルコール依存症の父親にお願いされて酒瓶を探してきちゃうように。

それによって絶望した母親が思いつめちゃったりしたとしても。

人生の中で受けた出来事が襞のように積み重なって人間をつくる。

自分自身を許せなかったパメラを、許すように促すウォルトのシーンが好き。

「メリーポピンズ」は

耳に残る曲がたくさんあって。

観てみると「あ。これメリーポピンズの曲だったのか、知らなかったな」と思う。

そんな名曲がそろっています。

「メリーポピンズリターンズ」だけでも楽しめますが。

お時間があれば「メリーポピンズ」や「ウォルト・ディズニーの約束」も一緒にいかがでしょう?

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