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「海底二万マイル」映画感想

映画感想
海底二万マイル映画感想

こんにちは。せんろさんです。

1954年の映画「海底二万マイル」を観ました。

ネモ船長と潜水艇の船員達の絆と孤独を想像するのは難しいけれど。

昔の映画でも楽しめますよ。

※ネタバレを含むので。情報を知りたくない人はそっとページを閉じてください。

「海底二万マイル」とは?

ジュール・ヴェルヌのSF小説「海底二万里」をディズニーが映画化。

主人公は海洋学者アロナクス教授(で、いいのかな?)は怪物の調査を依頼される。

助手のコンセイユ。同じ船に乗り合わせた陽気な船乗りネッド。

怪物だと思っていたのは潜水艇ノーチラス号だと判明。

潜水艇ノーチラスの船長ネモとの交流(?)を描く話。

ネッドは陽気な海の男

港ごとに女がいそうなタイプのネッドさん。とにかくご陽気。歌が得意。銛打ちで怪物をしとめるように依頼される。

欲に弱い、憎めないタイプの人間です。

みんな自分の主張が強い

アロナクス教授は研究への欲求にあらがえないし。助手のコンセイユも従順な様子を見せながらネッドと仲良くなるし。

ネモ船長は言わずもがな。

破滅を約束された船

ノーチラス号は男性の乗組員しかいません。

つまり人が増えない。

最先端のエネルギーを利用していても。未来に繋がる気配がない。

閉鎖された空間で生活する人たちは思考や行動の不和がなくなる(同調しないと生活できない)状態になるので。

乗組員同士の絆は深そう。

ディズニーシーのアトラクションみたいに未知の生物が出てくるわけではないんですね。

イカの怪物は出てきたけどね。

ディズニーシーのヴォルケイニアレストランは海底二万マイルの雰囲気が強いので内装見てるとテンション上がります

ネモ船長の孤独を想像するのは難しい

潜水艇の中が快適でも。どれだけ統制のとれた仲間がいても。

過去に受けた仕打ちを忘れることはないし。憎しみは熾火のようにくすぶる。

未来に。仮にアロナクス教授に技術を託せたとしても。

ネモ船長は地上に戻らなかったと思う。

アロナクス教授とネモ船長の友好

この二人の友情はわかりにくい。

ネモ船長はアロナクス教授にだけノーチラス号の技術を見せ、艦内の細かい部分を案内する。

元々アロナクス教授の論文を読んでいて。

「会ったことはないけれど、その人のことを知っている」状態だったから親近感はあったのでしょうけど。

ノーチラス号での扱いはあくまで捕虜。外様の人間。

ネモ船長も。ノーチラス号の技術、エネルギーが正しく世界に認められていれば。地上で「教授」と呼ばれる立場になっていただろう。

「もしも…ならば」という話はしても詮無い事なんですけど。

つい想像しちゃうものですよね。

海底二万マイルは

海底二万マイルはキャラクターの個性が強いのでどこに焦点を当てて観るかによって意見が変わるかも。

活躍もするし、やらかしもする。潜水艇の生活に馴染まない陽気な海の男ネッド。

研究大好き。(あくまで)この中では一般的な意見を言うアロナクス教授。

教授に従うけど、ネッドと仲良くなる助手のコンセイユ。

孤独と憎しみを抱えるネモ船長。

興味があれば観てみてはいかがでしょうか?

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